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My Legends by 幹田卓司 vol.148

My Legends

2022.03.04

My Legends by 幹田卓司 vol.148

ウルフズヘッド定番デザインのスタッズワークが施されたドッグリードとカラー。堅牢なレザーに可動域が広く軽量なナイロンテープをコンビ使いし、D環とナス環を組み合わせることでドッグポールに繋ぐのも簡単と、実用性も兼ね備えた仕上がりに。カラーは小型、中型犬用(首回り24.5mm〜32.5mm対応)の1サイズ展開。一連のスクエアスタッズの端に配されたピラミッド型のスタッズがデザインアクセントの15mm幅のベルトはロカパンとのマッチングも良好で、ストリートかつ大人な雰囲気に仕上がっている。

photography by FUMIHITO ISHII edit by SHUNSUKE HIROTA

お互いの作りたいものが合致した時に新作が誕生する、コラボレーション

ラミダスの人気アイテムとして定番入りしているウルフズヘッドのコラボアイテム。その新作がこのドッグカラーとリード、そして新しいパターンのベルトだ。ともに細いレザーを使用したシャープな印象のアイテムだが、これらが出来た経緯やコンセプトについて幹田氏に話を伺った。

「90年代にM&Mのムラ(村上俊実氏)と“ウルフズドッグ”という名義で犬用のレザーアイテムを作っていたことがあるんです。その時もかなり人気でしたが、お互いに忙しく同じものだけをずっと作り続けるのも性に合わないのでやめてしまった。今でもよく店に犬や猫の首輪を作ってほしいという依頼が来るけれど、ベースの革からサイズや幅を合わせて作る必要があるので複雑な仕様のものは断っていたんですが、ラミダスの店長も犬を飼っていてドッグカラーやリードを欲しいと言っていたので、それならばある程度の犬種に合うものを作ろうと決まりました。M&Mの時は全部レザーを使った武骨なものだったけど、今回はリード部分にナイロンを使ったり金具も高品質なものを採用することで、使い勝手の面でもいい感じに仕上がったと思います」。

そして新作のレザーベルトは、ここ数年幹田がベルトループの細いロカパン用に愛用しているものがベース。弾丸スタッズ入りのものはウルフズヘッドでオーダーを受けていたパターンだが、今回は新たにスタッズのパターンをさらにシンプルにアップデートし大人っぽくもありストリートっぽさも感じる1本に仕上げた。実はこのベルトが誕生したのは、本誌がきっかけのひとつだという。

「このベルトは、ウルフズヘッドの30周年記念で藤原ヒロシさんとSENSE誌上で対談させていただいた時に、誕生日プレゼントとして製作させてもらったものです。そのベルトをラミダスのスタッフが見て『ウチでもやりたい』という話になり、製品化しました。ラミダスとはずっとコラボしているけれど、お互いが作りたいものが合致した時に作る。自分では思いつかなかったアイデアが盛り込まれたり、逆にこちらから提案したりと、お互いに新たな刺激を得ながら今までにないものが生み出されています」。

ウルフズヘッドの30周年記念ベルト