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男のリーダーシップ 第105回 「3分間スピーチ」でアマかプロかわかる

男のリーダーシップ

2022.05.11

男のリーダーシップ 第105回 「3分間スピーチ」でアマかプロかわかる

人材育成コンサルタント、守谷雄司氏による熱血マネジメント講座。今回のテーマは、「3分間スピーチでプロかアマかわかる」。誰だって公の場で即興テーマを与えられ、話せ、と言われたら尻込みするはず。でも、研修の場では、逃げて避けることはできません。「人は人に笑われながら成長する」をキーワードにして、まず前へ出て言葉を発することから始めてみましょう。

direction & text by YUJI MORIYA illustration by CHINO A

人が嫌がることや、避けて通りたいことを強引にやらせる、人によっては恥をかく。これじゃ、パワハラと言われても仕方がない。

私の合宿研修では、若手社員から会社のトップクラスの人まで、階層、役職に関係なく3つのことを共通体験してもらっている。「お辞儀訓練」「声出し訓練」「3分間スピーチ訓練」である。なかでも3分間スピーチ訓練は、一番の嫌われプログラムだが、半ば強制的に行っている。なぜなら、人生、しょせん苦手なことを、できません、やれませんで押し通すことはできないと思うからだ。

では、私は、彼らが苦手なことを何故させるのか? 研修のたびに「人前で話すことが苦手と感じている人は手を挙げてください」と質問してみると、大半の人が挙手する。「じゃ、人前でいっぱしの話ができるようになりたい人は?」と質問すると、同様にほとんどの者が手を挙げる(中堅クラスの20代後半から30代、係長までの40代の受講者)。ところが、「では、さっそくプレゼンを開始しますから、5人ばかり前に出てください」と言うと、もうダメ。下を向いただんまりポーズを決め込んで、誰一人として出ない。誰かが出るだろうと、我関せずの消極的姿勢に取って代わる(これは、一体どういうことなんだ?)。

そんな時、私は次のような言葉でハッパをかける。「臆病になっちゃいけないな。“したい、なりたい”自分から“私ができる、やれる自分”にならなくちゃ。“迷わず”“恐れず”“恥ずかしがらず”に挑戦せよ!」と喝を入れる。

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