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男のリーダシップ 第101回 『今こそ「捨てる習慣」、「取り入れる習慣」をはっきりさせよう』

男のリーダーシップ

2021.12.09

男のリーダシップ 第101回 『今こそ「捨てる習慣」、「取り入れる習慣」をはっきりさせよう』

人材育成コンサルタント、守谷雄司氏による熱血マネジメント講座。今回のテーマは、「捨てる習慣」「取り入れる習慣」をはっきりさせよう、です。コロナ禍の中、新しい年を迎えるわけですから、私たちの生活習慣にも「捨てること」「取り入れること」の見直しが必要です。何を習慣にするかで自分も変わり、人生の質も変わってくるからです。

direction & text by YUJI MORIYA illustration by CHINO A

“習慣は第二の自己をつくる”と言われている。ひとつの習慣を長い間続けていくうちに、自己のなかに隠されていた潜在的な能力や資質が引き出され、現実のものとなって、今までにない新しい自分をつくり上げる、という意味です。

今、君に求められているのは、「案ずるより産むが易し」の精神である。そこで、「仕事の習慣」、「人づき合いの習慣」、「生活の習慣」の3点に絞って「捨てること」と「取り入れること」について私なりの考え方を整理してみた(賢明なる読者諸氏にはすでに実践済みのことばかりだと思うが)。

【1】「仕事の習慣」を変える

良くも悪くも、新型コロナウイルスの感染拡大で、テレワークが普及した。場所を選ばず仕事ができるのは便利だが、従来の仕事習慣が抜け切れずに困っている人もいるようだ。

<A 〈捨てる習慣〉>

1) 自宅で仕事をするという気の緩みを無くすこと

まずは身だしなみを整える。部屋着のままはサボりのもと。面倒でもスーツなど仕事着に着替えると、気が引き締まる。要は仕事をする環境整備をすることだ(人は置かれた状況への満足度が高いほどいい仕事もでき、能率も上がる)。周りの目がないテレワークでは気が緩みがちなので、自己管理や時間管理は言うに及ばず、健康な生活習慣を守り、ストレス対処能力を身につけることが求められる。

2)長時間のダラダラ業務をなくすこと。先延ばし、グズグズもダメ

在宅勤務の場合、時間の制限も気に掛けてくれる周囲の目もないため、ダラダラと仕事をし続けがちだ。こうした弊害をなくすために時間割を立てるのも手だ。業務内容を「メール返信」「資料の作成・整理」等を細分化すればメリハリもつく。さらに、大事なことは自分がやるべき仕事の内容をスケジュールアプリなどで上司と共有し、途中経過をあらかじめ約束した成果物を逐次示すといい。

<B 〈取り入れる習慣〉>

1)「集中思考ができるようがんばるタイム」を設定する

在宅勤務でもオンとオフの区別は必要だ。また、オンの時には「がんばるタイム(英語ではQuiet Time)」を設けて仕事にメリハリを持たせることだ。私が実践している「がんばるタイム」は集中思考の時間帯であり、30分を最小単位として、必ず午前、午後に2回くらい設けている。つまり、「集中力」の時間をとることは、〝勢い〞を味方につけることが能率を上げるポイントであるからだ。

そのポイントは次の3つの力である。

  1. 「根気」:しかけた仕事を途中投げ出さずに最後まで持ちこたえる持続力。
  2. 「熱意」:最後に絶対に“終止符を打つ”という意欲の燃焼力。
  3. 「ねばり」:根気を生み出す素。土壇場で逃げ出さない胆力、爆発力等である。また、1時間に1回1分でもいいから意識的に体を動かすこと(コロナ渦が心を蝕むことがあるので要注意)である。

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